プログラミング学習を習慣するためにやるべきたった一つのこと|習慣化のテクニック

プログラミング学習 習慣化のコツ

プログラミングや英語の勉強を始めてみたけど、長続きできなかった。

筋トレを毎日やろうと思っていたけど、3日で挫折した。

お悩みさん

やったほうが絶対にいいと分かっているのに継続できない

いい習慣を続けるにせよ、悪い習慣を断ち切るにしても、新しい習慣を身につけるというのはとても難しいですよね。

僕自身ももともとは新しい習慣を身につけるのが大の苦手で、英語、仕事の勉強、プログラミング、筋トレ、貯金、ブログ、

あらゆることを継続できずに断念してばかりいました。

しかし、今はあることを意識するようになってから、決めたことを断念することをほとんどありません。

それは「習慣化自体をを習慣化すること」です。

もしも習慣化が思うようにいかずに悩んでいる方がいればぜひ参考にしてください。

目次

習慣化、それ自体を習慣化する

「とんち」みたいな話ですが、いい習慣を身につけるためには「習慣化それ自体を習慣にする」ことが必要です。

「◯◯を習慣にしよう」と思ってすぐに挫折してしまう人というのは、今まで一度も釣竿を握ったことがないのに、いきなりマグロを釣ろうとしているようなものです。

習慣を身につける行為それ自体にも、実は慣れや順序があるんです。

これだけでは分かりずらいと思うので、より細分化してお伝えしていきます。

「習慣」と「習慣化」は全く別もの

習慣と習慣化

そもそも、「習慣」と「習慣化」は全くのべつものです。

佐藤健と佐藤二郎くらい違います。名前は似ていますが、全くの別物なのです。

「習慣」とは状態であり、「習慣化」は行動である

では、習慣と習慣化の違いはどんなことでしょうか。

習慣 = 状態習慣化 = 行動
定期的に繰り返し行なっているゼロからイチをつくる
なくてはならない時に苦しさを伴う
善悪の区別がない頻度が多いほど達成しやすい
選択に悩まない継続が必要
習慣と習慣化の比較

習慣とは無意識にやっていることであり、自分の一部であること。

自発的に何かをするわけでもないため、「状態」とも言えます。

一方で習慣化は、能動的なアクションであり、意識的に取り入れるもの。

つまり「行動」です。

習慣化せずに習慣が身に付くことはない

なぜこんな比較をあえてしたかというと、「習慣化」という行動をせずにいきなり習慣を身につけようとしている人が多いからです。

これは免許も持っていないのに、いきなり車を買ってくるようなものなのです。

車に乗るためには、まずは免許をとることが必要なように、習慣を手に入れるためには、まずは習慣化が必要なのです。

明日のあなたはスーパーマンではない

明日のあなたはスーパーマンではない

習慣化するための4つのポイント

習慣化には4つのポイントがあります。

  • 目的を明確にする
  • 意識する
  • 反復する
  • 時間をかける

まあ、こんなことを言っても、「当たり前すぎるやん」と罵倒されて終わりだと思います。

このポイントが分かっていても、習慣化できないのはなぜなのでしょうか。

それはとにかく将来の自分を高く見積もってしまうからです。

習慣化のよくある落とし穴

例えば、年収が1000万円だけど、今、貯金が一円もない人がいたとします。

一念発起して、いきなり月に5万円の貯金をしようと思ったとして、果たして実現できる可能性はどれくらいあるでしょうか。

おそらくかなりの確率で失敗すると思います。

では、今まで勉強の習慣が全くなかった人が、いきなり英語を一日1時間、毎日勉強しよう決意したとします。

果たして、一週間後も一日1時間の勉強を継続できているでしょうか。

10日目には、すでにそんな決意をしたことすら忘れていると思います。

人間は将来の自分を高く見積もりすぎる傾向があります。

なぜ闇雲に出来もしない目標を掲げてしまうのか。

それは明日、明後日、一週間後の自分を美化してしまうからに他なりません。

習慣化するためには、とにかくハードルを下げる

習慣化するためにハードルを下げる
ハードルを低く設定する

習慣化をするためのコツはとにかくハードルを下げまくってしまうことです。

孫正義さんのように化け物級の意志の強さがないならば、これなくして習慣化は難しいです。

例えば、

英語の勉強をするなら、毎日、英語のテキストを開いてみる。

筋トレを習慣化したいなら、毎日スクワット1回だけしてみる。

ポイントは100%達成できるレベルまでハードルを落とすことです。

驚くことに、ここまでハードルを落としても、実は習慣化というのはなかなかできません。

それだけ人は変化を嫌う生き物なのです。

だからいきなり毎日10分勉強しようとか、腕立て伏せを10回やるとか、一見ハードルが低そうにみえて実はけっこう難しかったりするんですよね。

本当はテキストを開くだけでいいんです。

開いたら、せっかくだからと言って、1分ぐらいはたいてい勉強しますから!

忘れないためにやるべき2つのこと

習慣化は歯を磨く前に終わらせる

習慣化するための行為は、歯を磨く前にやってしまうのがおすすめです。

もっといいのは、朝起きてトイレに行く前に終わらせることです。

僕はこれで毎日の瞑想と簡易トレーニングをクリアしています。

毎日絶対にやるルーティンと新しいルーティンを紐づけることで、

「忘れる」を回避できます。

ノートをつける

習慣化 ノートをとる
目標達成と習慣化のためのノート

紙に書いて、記録をすることもおすすめの方法です。

今月の目標というかたちで僕はノートに書いて毎日見返しています。

例えば、

  • 月に10回以上、数IIBのテキストを開く(数学を勉強中のため)
  • 月に10回以上、洋書を開く(ポールオースターの洋書を読んでいます)
  • 月に7回以上、6時半前に起床する(早起き習慣は大事)

こんな感じでつけた目標の横に、正の字をこなすたびにつけてチェックをしています。

ちなみに毎月、達成できたものは線で消しています。

これを始めてから特に忘れることがなくなりました。

可視化するのは本当に大事です。

まとめ

不思議なことに、だんだんと習慣化することに慣れていきます。

そうすれば、次々に新しいよい習慣ができあがってきて、習慣化が本当に楽しい作業になります。

僕はハードルを下げることで、これまでずっとやりたかった、いろんなことを習慣にすることができました。

毎日の歩みはほんの数センチ、数ミリに思えて、意味があるのかなと思うときがあるかもしれません。

でも、思っている以上に一年間のその歩みはとてつもなく大きいのです。

そして、徐々にその歩みのペースは不思議と早くなっていくものです。

もしも、今よりももっと理想に近い人生を生きたい、そう思う人がいたらぜひ一度騙されたと思って試してみてください。

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この記事を書いた人

節約に励むマーケターです!30歳を機に別職種から、マーケターにキャリアチェンジ。IT企業で専任のマーケターをしています。0からプログラミングを学びはじめました! ★データサイエンティストの勉強中です!お問合せはこちら!

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