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【Cookie規制で起こること】現役マーケターが伝える3rd Party Cookieと今後の対策

マーケターが絶対に知っておくべき Cookie規制と今後の対策

2020年、アップルが3rd Party Cookieを完全にブロックすることを発表しました。

それにより、マーケティングや広告ビジネスに携わっている人に多くの影響をもたらしています。

他にもブログをやっている方であれば、「アフィリエイト広告は大丈夫なの?」

そんな心配をされた方も多くいたはずです。

現役マーケターであるクリワンが、

「そもそもCookie(クッキー)って何?」という超基本的な情報から、

Cookieの規制によってマーケティング業務にどんな影響があるのか

詳しく解説をしていきます。

クリワン

こんな方はぜひ、この記事を読んでください。

  • マーケティング業務に携わっている
  • 広告プロモーションに携わっている
  • Cookie規制が気になっているがよく分からない

この記事の結論

  1. マーケティング業務のデータ活用の難易度が上がる
  2. 3rd Party Cookieに依存してはいけない
  3. 1st Party Cookie を有効活用できるかが勝負

Cookieとは、あなたの情報が書かれたノートである

Cookieとはノートのこと

Cookieの基本情報です。もう知ってるぜ、という方は飛ばしてもOKです。

ブログ、商品ページ、歌手のホームページなど、あなたが見ているWebサイト、

実はそこでの行動は、あなたのスマホやブラウザに保存されています。

その保存した情報をCookie(クッキー)と呼びます。

お菓子のクッキーと関係はないけど、名前の由来は諸説あって、
Fortune Cookie(おみくじクッキー)もその一説なんだって

Cookieに保存されるものは、

  • 最後にサイトを訪れた日時
  • サイトの訪問回数
  • 利用者に関する情報

など、様々なことが記録されています。

ただし、一時的に保存しているだけです。
それから、Cookieだけでは個人を特定することはできません。

ここでは、Cookieというノートに、

あなたのWeb上での行動が記録されていると考えてみてください。

Cookieがあればとても便利

Cookieというノートに情報を記録しておくことで、便利なことがたくさんあります。

例えば、以下のようなことです。

  • 買い物かごのカートに、追加したアイテムが残っている
  • 会員ログインするときに、ID・パスワード情報が残っている
  • おすすめの商品やコンテンツをレコメンドしてくれる

サイトを訪れるたびに、すべてが消えてしまっていたら、とんでもなくストレスですよね。

また、YoutubeやAmazonのレコメンドもあなたの行動記録が分かるからこそ、

あなたにぴったりなものをおすすめできるわけです。

つまり、ユーザーのWeb体験をよりよくするためにCookieはあるのです。

Cookieには1stと3rdの2種類がある

1st Party Cookie:自分でとったノート 3rd Party Cookie:人から借りたノート safari Chromeは3rd Party Cookieをユーザーのために規制

Cookieノートは大きく分けて2種類あります。

  • 1st Party Cookie(ファースト・パーティー・クッキー)
  • 3rd Party Cookie(サード・パーティー・クッキー)

この違いをすごく分かりやすく言うならば、

  • 1st Party Cookie → 自分でとったノート
  • 3rd Party Cookie → 人から借りたノート

です。

厳密に言うと、1st Party Cookieは2種類(Server-Side と Client-Side)に分かれ、
Client-Sideも規制がされつつありますが、
今回の本題から外れてしまうので、1st Party Cookie と 3rd Party Cookie の2種類だけを覚えてください。

昨今、問題なっているのが、3rd Party Cookie、

つまり、人から借りてきたノートの使用です。

3rd Party Cookieをブロックする理由

あなたの行動情報が書かれたノートを勝手に、誰かに貸し借りされていたら、

「え?なんで?どうして?」「ちょっと怖い・・・」

そんなふうに思う人も、少なからずいるはずです。

もちろん悪い側面ばかりではないのですが、

このノートの貸し借りはよくないよね、という見解が圧倒的に強くなってきたことで、

この 3rd Party Cookie の規制が始まりました。

実際に、ある広告を見たら、ずっと同じ広告がずっとついて回ってくる、

こういうった体験に不快感を感じる人は増えてきています。

お分かりの通り、これはマーケ担当者がよく使うリターゲティング、リマーケティング広告のことです。

Safariを提供するAppleも、Chromeを提供するGoogleも、

自社のブラウザを使ってもらうことを一つの至上命題としているため、

ユーザーが不快感を感じることは排除すべきと考えているのです。

Cookie規制の最新動向

ひとまずは、AppleとGoogleの大きな動向だけを抑えておきます。

Apple:Safari
→2020年3月 3rd Party Cookie を完全にブロックしたことで、大きな話題になりました。

Google:Chrome
→2021年6月 3rd Party Cookie を2023年の後半を目処に廃止する予定を発表

つまり、マーケターがこの規制に対応することは急務だということです。

Cookie規制によるプロモーション施策の変化

商品・サービスの販促をしているマーケターにとって、

広告配信の精度を上げることができるため、Cookieはなくてはならないものでした。

1st Party Cookieだけでは、ユーザーの自社サイト内の行動しか把握できません。

しかし、Webサイト上のユーザーの行動はどんどん複雑化しています。

  • 会社のパソコンでサイトを訪問して、帰ってから家のパソコンで購入
  • 通勤中、スマホで広告を見て、後日家のパソコンで購入
  • 夜、アプリの広告を見て、次の日、スマホでサイトを訪問して購入

こういう横断的な行動は、ごく日常的に起こっています。

それが、3rd Party Cookie が使えなくなることによって、

ノートが分断されてしまい、自分だけのノートしか確認ができない状況が生まれてしまいました。

だから、マーケターはCookieを頼りに広告の精度を上げることができなくなっているのです。

解決策は1st Party Cookieを使うこと

Cookieを使ったビジネスは、多く3rd Party Cookieに依存するかたちで、

ビジネスを発展させてきました。

しかし、すでに各社、1st Party Cookieをいかに活用して、

これまでと同様のパフォーマンスを発揮するかに取り組んでいます。

マーケターに求められていることも同じです。

3rd Party Cookieに依存したプロモーションではこれから成果が出せなくなってきます。

そのために必要なことは1st Party Cookieをより一層活用していくことです。

自社サイトのCookieを活かす

もっともいいと考えられるのが、

自社サイトのコンテンツを強化していくことです。

広告に頼らないリピーターを生み出していくためには、

  • コンテンツの拡充
  • ファンづくり
  • 自社メディアの強化

などが挙げられます。

手法を問わず、目先の成約にだけを追うことを、

Apple、Googleなどのルールメイカーたちがよしとしない中で、

それに抗わずに、いかにユーザーフレンドリーに良質な体験を提供できるか、

それをますます考えることが求められているのだと考えています。

まとめ

Cookieには大きく分けて、2種類のものがあります。

  • 1st Party Cookie → 自分でとったノート
  • 3rd Party Cookie → 人から借りたノート

後者の3rd Party Cookieを規制しブロックすることを、

Apple、Googleのような主導者たちが取り組んでいます。

これまで3rd Party Cookieに依存していたビジネスは、

いかに1st Party Cookieを使ってサービスを持続させていくかを掲げて取り組んでいます。

マーケター自身もまた3rd Party Cookieに頼ったプロモーションをやめ、

1st Party Cookieからの成果にコミットすることが求められています。

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